【2022年】確定申告の理解度はどれくらい?e-Taxの利用率は?確定申告に関する実態調査

更新日:/公開日:2022年02月09日

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【2022年】確定申告に関する実態調査

この記事の編集者
溝口ひろき
つなぐマーケティング代表

確定申告を自分でやったことはありますでしょうか。

確定申告とは、自分で稼いだお金(所得)に対してかかる税金を、税務署に申告する手続きのことです。

会社に勤めている場合は、基本的に会社が年末調整をしてくれますが、給料が年2,000万円を超える方や副業で稼がれている方などは、自身で確定申告をおこなう必要があります。

また、個人事業主や主婦なども一定以上の収入がある場合は、確定申告が必要となります。

国税庁の発表によると、令和元年に所得税等の確定申告書類を提出した人の数は、346万5千人(納税人員は90万5千人)にのぼることがわかりました。

所得金額は6兆949億円、申告納税額は4,695億円で前年から減少しているものの、平成22年からみると増加傾向にあることがわかります。

所得税等の申告状況の推移

参照元:令和元年分の所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について|国税庁

しかし、今年初めて確定申告をする方や、毎年他の人に任せているという方は、「よくわからない・面倒・ちゃんとできるか不安」などと感じている人も少なくないでしょう。

この記事では、確定申告をする必要がある方を対象に確定申告に関するアンケート調査をおこないました。

【アンケート調査について】
調査対象:自身で確定申告をする必要があるフリーランス・事業主・会社員・主婦
調査人数:500人
調査日:2022年1月14日~2022年1月26日
調査方法:インターネットによるアンケート調査

回答者の属性
回答者の業種

フリーランスの定義からフリーランスに向いている人の特徴、独立前後にやるべきことなどフリーランスに関する知識をまとめました。

8割以上が確定申告について理解していると回答

確定申告をする必要のある人が、確定申告についてどの程度理解しているかを知るために、自身の理解度を4択で回答してもらいました。

確定申告についてどの程度理解していますか

「大体は理解している・何となく理解している」が合わせて86.6%、「あまり理解していない・全然理解していない」が合わせて13.4%という結果になりました。

8割以上の人が確定申告について理解しているようですが、「あまり理解していないけど、税理士に任せているから問題ない」「家族にお願いしているからよくわからない」という声もありました。

確定申告についてどのように勉強しましたか

これから確定申告をおこなう人や確定申告について知識がない人は、どのように学べばいいのでしょうか。

確定申告についてどのように勉強したか、7つの中から複数選択形式で回答してもらいました。

勉強方法回答数
インターネットで調べた391
本で勉強した106
知り合いに教えてもらった98
全くしていない49
税理士に聞いた47
その他28
セミナーに行った14

「インターネットで調べた(391回答)」が最も多く、「本で勉強した(106回答)」、「知り合いに教えてもらった(106回答)」と続きました。

今の時代、GoogleやYahooで検索したら知りたい情報は何でも出てきます。

しかし、サイトによっては知りたい情報が不足していたり、書いてあることがわかりづらかったり、情報が古かったりします。

確定申告について、しっかりと理解を深めるためには本などを購入して学ぶとよいでしょう。

自身の確定申告について「他の人にやってもらっている」が2割

次に、「自身の確定申告について誰がやっていますか」と質問し、4択で回答してもらいました。

自身の確定申告について誰がやっていますか

自分でやっている人が8割でしたが、「家族・税理士・その他」を合わせると2割の人が他の人にやってもらっているという結果になりました。

確定申告は1年に1回ですし、「よくわからない・面倒だ」から他の人にお願いしたいという人も少なくないようです。

面倒な業務を他の人や専門家にお願いするというのは、間違いではありません。

しかし、確定申告は自身で稼いだお金に対する税金を国に納める重要な作業ですので、少なからず理解しておいたほうがよいでしょう。

今年の確定申告はどのような方法でおこなう予定ですか

確定申告をする方法には、インターネット(e-Tax)、郵送、所轄税務署に直接行くなどがあります。

今年の確定申告について、どのような方法でおこなう予定か4択で回答してもらいました。

今年の確定申告はどのような方法でおこなう予定ですか

「インターネット(e-Tax)」が56.6%、「税務署へ訪問」が31.0%、「郵送」が4.8%、「わからない・その他」が7.6%という結果になりました。

e-Taxは国税庁が運営している、インターネット上で納税に関する申告ができるサービスです。

また、2019年の確定申告から、スマホでも申告ができるようになりました。

インターネット環境があればどこでも申告できることや手軽にできること、所得税確定申告時期には24時間できることなどから、利用率は年々増加傾向にあります。

参照元:令和2年度における e-Tax の利用状況等について

しかし、まだ直接行くと回答した人も多く、中には税務署の人に教えてもらいながら確実にやりたいという声もありました。

  • 確定申告に必要な書類を『確定申告会場』持参して、e-Taxの使い方をスタッフさんに教えてもらいながらおこなっている。自宅でおこなっても良いが不慣れな部分があるので、書類などをスタッフさんに確認してもらって確実にやっている。
  • 管轄の税務署で担当者の指導を仰ぎながら手書きの書類で申告している。
  • 申告会場に行って、税務署の方に教えて頂きながらしています。

確定申告でペナルティを受けたことがある人はたった「1%」

2022年の確定申告の期限は、2月16日(水)から3月15日(火)までになります。

本来納めるべき税金を申告しなかったり期限に遅れてしまったりした場合は、「無申告加算税」というペナルティが課されます。

ペナルティを受けたことがあるか聞いたところ、「はい」と回答した人はわずか1%(5人)という結果でした。

確定申告を忘れてペナルティを受けたことはありますか

ちなみに、無申告加算税は納税額に対して50万円までは15%、50万円を超える場合は20%の金額が加算されますので、確定申告はお早めに。

税理士に依頼したことがないが9割以上

今まで税理士に依頼したことはありますか

今まで税理士に依頼したことはありますかと聞いたところ、「はい」と回答した人が7.8%で、1割にも満たない結果になりました。

確定申告を税理士に依頼するメリットは、申請書を作成する手間がなくなることや、複雑な計算など間違いがないこと、期限に遅れる心配がなくなることなどがあります。

しかし依頼費用がかかることから、よほどのことがない限り、お金がかかるなら自分でやるという人が多いようです。

確定申告の時に使っているツール・ソフトは何が多い?

使用ツール回答数
弥生シリーズ50
Excel37
freee会計32
マネーフォワード クラウド確定申告12

確定申告の時に使っているツール・ソフトを聞いたところ、特に使っていないという回答が大半でしたが、使っている人の中では弥生シリーズが最多でした。

調査結果のまとめ

今回の調査で、大半の方が確定申告について理解しており、自身でおこなっていること、今年の確定申告はインターネットで申告するという実態がわかりました。

一方で、確定申告について理解していない方や他の人にやってもらっている方も、一定数いることが明らかになりました。

初めて確定申告をするという人は、わからないことや不安も多いですが、確定申告会場で直接聞くというのもひとつの手です。

納税は国民の義務です。

確定申告についてしっかりと理解を深め、申告漏れや不備がないようにしましょう。

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この記事の編集・監修者

溝口ひろき|フリーランスガイド責任者|1983年生まれ。電気工事士からWeb業界に転職して15年以上。現在はフリーランスでWebマーケターをしており、クライアントサイトのマーケティング代行や自社メディアの運用等をおこなっています。
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