おすすめの人気プログラミングスクール8校を比較|特徴や費用、選び方を解説

更新日:/公開日:2022年03月30日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

おすすめの人気プログラミングスクール7校を比較

溝口弘貴
この記事の企画・編集者
溝口弘貴
つなぐマーケティング代表

※このページには【PR】が含まれています。

プログラミングは、20〜40代が今もっとも学びたいと考えているスキルのひとつです。

ランサーズが発表した調査結果によると、20~40代が考える今後取得したいスキルの第1位が「プログラミング」でした

20~40代が今後習得したいスキル

引用元:新・フリーランス実態調査 2021-2022年版

しかし、プログラミングスクール選びで悩まれている方や、プログラミングに興味はあるけどスクールへ入会するべきか悩まれている方は少なくないでしょう。

  • 今から始めても遅いのでは……
  • 途中で挫折したらどうしよう……
  • 転職支援はしてくれますか?
  • おすすめのプログラミングスクールが知りたい

本記事では、プログラミングの学習をおすすめする理由やプログラミングスクールの選び方、社会人におすすめのスクール8校を解説します。

この記事の監修者

溝口弘貴

溝口弘貴

フリーランスガイド責任者

電気工事士からWeb業界に転職して10数年。現在はフリーランスとしてクライアントサイトのマーケティング支援や自社メディアの運用などをおこなっています。ネットマーケティング検定やIMA検定などIT関連の資格を8つもっています。運営者情報はこちら

今からでも遅くない!プログラミングの学習をおすすめする6つの理由

プログラミングの学習をおすすめする6つの理由について解説します。

1.現在の仕事より収入増が見込める

プログラミングを学習すれば、現在の仕事より収入を増やせる可能性があります。

厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、プログラマーの平均月収は約30万円、ボーナスを含めると平均年収は425万8千円という結果でした。

また、ひとつ上のシステムエンジニアの平均年収は568万9千円となっています。

しかし、これはあくまでも平均年収になるので、企業規模や経験年数、プログラミング言語によって大きく変わってきます。

マイナビ転職の「2021年版 職種別モデル年収平均ランキング」によると、ゲーム系プログラマーのモデル年収は603万円(43位)となっています。

また、100位以内の20職種をITエンジニア・プログラマーが占めており、他の職種と比べても年収が高いことがわかります。

さらに、プログラミングを習得すればプログラミングの副業もできるようになります。

そのため、会社員プログラマーとしてキャリアを積んでいく場合とプログラミングの副業を始める場合、いずれにせよ現在の収入より増加が見込めるでしょう。

2.プログラマーの需要は今後益々高まっていく

プログラマーの需要は今後も高まっていくことが予想されます。

特にスマホアプリの需要は年々大きく伸びているため、スマホアプリを開発するプログラミング言語「Java、Kotlin、C#、Objective-C、Swift」などの需要は高いでしょう。

Sensor Towerが発表した新たなレポートによると、iOSのApp StoreとGoogle Play合わせて2019年上期のグローバルでのアプリ売上高は397億ドル(約4.3兆円)だった。これは昨年同期の344億ドルから15.4%のアップだ。しかし2018年上期の数字は、269億ドルだったその前の年の同期から27.8%増だった。

引用元:2019年上期のアプリ売上高は4.3兆億円、前年同期から15%アップ | TechCrunch Japan

また、人工知能(AI)の開発やビッグデータ解析をおこなうときに使われるPythonなども需要が高いプログラミング言語になります。

現段階でもIT人材は不足しており、今後益々プログラマーが求められるようになるでしょう。

3.自身の成長につながる

プログラミングを学習することで、論理的思考力や問題解決能力、創造力などが身につきます。

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されました。

これはプログラミング教育によって、将来役立つ能力を伸ばすことができるからです。

その中でも論理的思考は、ビジネスシーンなどで役に立ちます。

論理的思考とは、複数の根拠の因果関係を示しながら結論につなげていく思考法のことです。

論理的思考を身につけることで、相手が理解しやすく納得のいく説明ができるようになります。

プログラミングスキル以外にも自身の成長につながるため、ビジネスシーンや日常生活の中できっと役に立つでしょう。

4.自由な働き方も選べる

プログラミングの仕事はパソコンとネット環境さえあればできるため、場所を選ばず仕事ができるようになります。

IT企業に転職する場合でも、コロナによってリモートワークを推奨している企業は増えています。

また、フレックスタイム制を導入している企業を選べば、場所だけでなく時間も自由になります。

現代の働き方は、必ずしも決まった時間に会社へいって、決まった時間まで仕事をすることではありません。

プログラミングスキルを身につけることで、家にいながら好きな時間に働くことも可能になるでしょう。

5.副業でも稼げる

プログラミングを学べば、副業でも稼げるようになります。

プログラミングの副業は、他の副業案件と比べて単価が高いというのが稼げる理由のひとつです。

クラウドソーシングでは成果物ベースでの依頼が多いため、休日や平日の本業が終わったあとでも働くことが可能です。

クラウドソーシングで実際の案件を見て、どんな仕事があるのか知っておくと学習のモチベーションにもつながるでしょう。

おすすめの副業サイトをみる

6.将来的に独立も可能

プログラミングの副業で毎月ある程度収入を得られるようになったら、独立することも可能です。

会社員としてプログラマーを続けるよりも、フリーランスとして活動した方が稼げるようになる場合もあります。

また、フリーランスの場合は働く時間や場所に縛られることがありません。

自由度の高い働き方をしたい人は、プログラミングスキルを極めることが近道になるでしょう。

プログラミングスクールを選ぶ際にみるべき5つのポイント

プログラミングスクールを選ぶ際には以下の5つのポイントを確認してみましょう。

1.受講形態や学習期間は自身の希望に合っているか

最初に受講形態や学習期間が自身の希望に合っているかを確認することは大事です。

なぜなら、自身の生活スタイルや性格と合わなかった場合、学習を継続することが難しくなるからです。

受講形態は塾と同じで、以下があります。

  • マンツーマン指導
  • 集団指導
  • 自習型指導

また、最近ではオンライン学習に対応しているスクールがほとんどですが、スクールに通う必要があるかどうかも確認しておきましょう。

学習期間は、プログラミングスクールがいくつかコースを用意している場合があります。

しかし、短期間の転職コースがあるかどうかはプログラミングスクールによります。

そのため、すぐにでもエンジニアへ転職したいという人は短期間での転職コースがあるかも確認しましょう。

2.学びたいプログラミング言語はあるか

プログラミングスクールによっては、学びたいプログラミング言語のコースがない場合があります。

そのため、自分が学びたいプログラミング言語があるかも確認しましょう。

また、自分がやりたいことや作りたいものを明確にすることは大事です。

なぜなら、自分がやりたいことによって学習すべきプログラミング言語が決まるからです。

たとえば、Webサイトのデザインや見た目を作りたいなら「HTML/CSS/JavaScript」、スマホアプリを作りたいなら「Java、Swift、Kotlin」、AI技術に先駆けたいなら「Python」を学んだほうがよいでしょう。

3.基礎から実践的な内容までカリキュラムに含まれているか

エンジニアに転職することや副業などで稼ぐことを目的としている場合、カリキュラムに実践的な内容が含まれているスクールを選ぶようにしましょう。

プログラミングを学ぶだけでは意味がありません。

実践の中で使えるスキルを身につける必要があります。

指定されたWebサイトを作ることが課題になっていたり、特定の課題を突破することが次のステップに進むための必須事項になっていたりすれば、実践的な内容であるといえるでしょう。

また、現役エンジニアや経験豊富な元エンジニアが講師を務めるスクールだとさらによいでしょう。

なぜなら、実務経験が豊富な人が講師であれば、どういったスキルが実際の現場で使えるかわかっているからです。

4.サポート体制はしっかりしているか

サポート体制がしっかりしているスクールだと、困ったことがあってもすぐに解決できるため学習が滞ることがあまりありません。

学習中にわからないところがあった場合はすぐ聞かないと次に進めないため、チャットで質問できるスクールは人気があります。

また、週に1回はカウンセリングがあったり、進捗状況をみてアドバイスをくれたりするスクールはおすすめです。

5.就職・転職支援の実績はあるか

エンジニアへの転職を考えている人にとって、どんな転職支援の実績があるかを確認しておくことはとても重要です。

プログラミングスクールでは転職支援をおこなっていることが多いですが、どんな実績があるかというのはまた別の話です。

しかし、プログラミングスクールのホームページに転職実績を掲載していることは少ないです。

そのため、卒業生のインタビュー記事を読んだり、無料カウンセリングのときに聞いてみたりするようにしましょう。

プログラミングスクール卒業後の年収とキャリアパス

ここからは、プログラミングスクール卒業後の年収とキャリアパスについて説明します。

ITエンジニアの年収相場

まず、プログラミングスクールを卒業してITエンジニアに転職した直後の年収からお伝えします。

未経験からプログラマーに転職した場合の年収相場は、300~350万円程度になります。

未経験からITエンジニアに転身する場合は、転職初年度の年収は残業代込みで300~350万円程度になります。

引用元:ITエンジニアの年収と採用動向 | リクルートエージェント

月収換算すると約25万円程度ですので、正直高い給料とはいえません。

しかし、開発経験が3年ぐらいになると年収400万~500万円、5年以上では年収500万~600万円ほどになります。

システム設計やマネジメントなど、上流工程にいくほど年収は上がっていきます。

また、システムエンジニアとして経験を積んでいけば、システムアナリスト(1,635万円)やシステムコンサルタント(1,024万円)に転身することも可能です。(参照元:職種別モデル年収平均ランキング

転職して初めの頃は、給料が安いと感じるかもしれません。

しかし、ITエンジニアはキャリアを積んでいくことで他の職種より高い年収を得ることができるでしょう。

ITエンジニアとしてのキャリアパス

次に、プログラミングスクールを卒業した後のキャリアパスを見ていきましょう。

1~3年目

ITエンジニアとして働き始めて1~3年目までは、上司となるシステムエンジニアの指示に従い、システム開発に伴うプログラミングをしたりテスト・デバッグ業務をしたりします。

一般的に「下流工程」と呼ばれる業務になります。

システム開発のプロジェクトに携わって経験を積みながら、基礎力を上げていきしょう。

しかし、会社の業務だけでは成長は限られてしまいます。

知識やスキルをさらに高めるため、資格なども積極的に取るとよいでしょう。

システム系の国家資格を取っておくと、転職などキャリアアップをするときに役に立ちます。

  • ITパスポート(国家資格)
  • 情報セキュリティマネジメント試験(国家資格)
  • 基本情報技術者試験(国家資格)
  • 応用情報技術者試験(国家資格)
  • システムアーキテクト試験(国家資格)
  • ネットワークスペシャリスト試験(国家資格)
  • オラクルマスター(ベンダー資格)
  • ITストラテジスト試験

3~5年目

プログラマーとして3年も経験を積めば、大体はシステムエンジニア(SE)に昇格します。

システムエンジニアは、クライアントにヒアリングをして要件定義をしたり、仕様の策定やシステムの詳細設計をおこなったりする仕事です。

つまり、ここでついに上流工程になったわけです。

新しく入社したプログラマーなどにプログラミングを依頼したり、案件の進捗管理等をおこなったりします。

5~10年目

経験年数が5年以上になると大きいプロジェクトを任されたり、責任者としてプロジェクトやメンバーのマネジメント業務に携わったりします。

場合によっては、セールスエンジニアとして営業側に回ったりすることもあるでしょう。

また、ここでジョブチェンジしてシステムコンサルタントになるという人もいます。

5年もやっていると自身の「向き不向き」がわかってくるはずです。

そのため、マネージャー・スペシャリスト・セールス・コンサルタントのいずれかの道を選ぶようになります。

また、ここまで経験を積めばフリーランスとして独立するという道もあります。

いずれにしろ、年収は高額になってくるでしょう。

未経験者・社会人向け|おすすめのプログラミングスクール8校

未経験者や学習時間があまり取れない社会人でも、学習できるおすすめのプログラミングスクール8校を紹介します。

特徴やコースを比べて、自分に向いているスクールを見つけてください。

1.プログラマカレッジ

プログラマカレッジ
プログラマカレッジ公式サイトをみる

未経験からITエンジニアになりたいなら「プログラマカレッジ」がおすすめです。

「プログラミングスクールに入校したのに、転職できなかったらどうしよう……」という不安を感じる方もいるでしょう。

プログラマカレッジの就職率は98.3%で、転職できなければ受講料は無料です。

また、プログラマカレッジにはJavaの資格である「Oracle Certified Java Programmer Silver SE11」を取得するカリキュラムが盛り込まれています。

現場で使える技術や自信を身につけて転職したい、と考えている方にぴったりのプログラミングスクールといえます。

より実践的なスキルをスクールで学んでおきたいなら、プログラマカレッジをおすすめします。

2.SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)

侍エンジニア
侍エンジニア公式サイトをみる

侍エンジニアは、専属の現役エンジニアとのマンツーマン指導であることが評価されています。

その結果、レッスン満足度はNo.1を獲得しています。

マンツーマンレッスンであることで効率的な指導が受けられるようになり、定着速度が速くなります。

専属の講師がいてくれることで質問もしやすくなり、毎回初対面の人と顔を合わせることに緊張しなくても良くなります。

講師は現役エンジニアですから、エンジニアに求められることや、現場での具体的な話などを聞くこともできます。キャリア相談を重ねることで、自分がエンジニアとして働く様子がイメージしやすくなるでしょう。

転職成功率も98%と非常に高く、安心してスキルを磨いていけます。

自分の理解力に合わせたフルオーダーメイドのカリキュラムも作成できるため、転職への近道を模索することも可能です。

3.RUNTEQ(ランテック)

RUNTEQ
ランテック公式サイトをみる

ハイレベルなポートフォリオを作り、転職を有利に進めたいならRUNTEQがおすすめです。

ポートフォリオとは、転職時などに自分はどれくらいのレベルの作品を作れるかをあらわしたものです。

作ったWebサイトやアプリをポートフォリオに乗せて提出すれば、企業はそれをあなたのスキルであると判断します。

実力重視なIT業界では、資格や履歴書よりもどれだけのスキルがあるかを見るのでポートフォリオ作りは重要です。

少し学習しただけでは、内容が定着しないのではと不安な場合にもRUNTEQはおすすめです。

800~1,000時間という学習量をこなすため、プログラミングスクールで実践的なところまで学べます。

月に2回のオンライン面談では、学習状況を報告したり就活・転職について相談をすることができます。

ただプログラミングについて学ぶだけではなく、キャリアについて人に相談できる場があることも人気の理由のひとつです。

4.POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)

POTEPAN CAMP
ポテパンキャンプ公式サイトをみる

Webアプリの開発に興味があるならPOTEPAN CAMPがおすすめです。

カリキュラム内に、10個以上のWebアプリを開発することが盛り込まれているからです。

転職するのであれば自社開発企業がいいと考えているならぴったりのプログラミングスクールといえます。

「せっかく高いお金を払ってプログラミングスクールに入会したのに、転職できなかったらどうしよう……」と不安にならなくてもいいのがPOTEPANCAMPの良いところです。

転職できなければ全額返金という自信をもっており、実際転職希望者の90%がWeb系エンジニアに転職しています。

わからないことがあれば毎日10時から23時まで対応しているため、平日でも休日でも好きな時に質問できるのもメリットです。

より専門的な知識をスクールで学んでおきたいならPOTEPAN CAMPを検討してみましょう。

ポテパンキャンプの口コミ・評判をみる

5.TECH CAMP(テックキャンプ)

TECH CAMP
テックキャンプ公式サイトをみる

TECH CAMPはエンジニア養成スクールNo.1の実績をもっていること、転職成功率は99%ということの2点がおすすめポイントです。

プログラミングを独学で始めて挫折してしまう人が多い中、TECH CAMPは学習の途中離脱率が3%しかいないことも特筆すべきところです。

挫折者を出さないようにするためにTECH CAMPがしていることは、ひとりの学習者に3名の専属スタッフをつけることです。

サポート体制がしっかりしており、最短10週間でエンジニアを目指せるコースがあります。

本格的に転職を目指している人向けで、「転職返金保証」という制度もあります。

転職できない場合には、受講料を全額返金する制度のことです。

プログラミングスクールの料金は決して安くありませんので、転職成功率が99%なのもうなずけます。

使用している教材は実践的なプログラミングスキルが含まれており、わかりやすいことでも有名です。

プログラミング言語、「Ruby」を開発したまつもとゆきひろ氏が監修していることからも信用度が高いスクールでしょう。

6.CodeCamp(コードキャンプ)

CodeCamp
コードキャンプ公式サイトをみる

CodeCampは、毎日7時から23時40分までオンラインレッスンができる柔軟性の高いプログラミングスクールです。

学校に通いながら、あるいは会社で働きながらプログラミングの学習をするとなると、平日は夜遅くに質問をしたくなることもあるでしょう。

そんな時、CodeCampなら深夜まで質問を受け付けてくれるため、自分の好きな時間に学習ができます。

オンラインレッスンで教えてくれるのは現役エンジニアで、CodeCampの通過率17%という狭き門を突破した精鋭講師陣です。

わからないところがあればサクッと教えてくれますし、レッスン内容以外にも現役だからこそわかる働いてみてからのことも教えてくれます。

ゼロからWebサイトを作っていく課題があるため、レッスンはとても実践的です。

卒業生はプログラマーとして転職する人もいますが、副業をして収入アップを目標としている人もいます。

7.COACHTECH(コーチテック)

COACHTECH
コーチテック公式サイトをみる

COACHTECHは、フリーランスとしてエンジニアになることを目標としている方向けのプログラミングスクールです。

転職や副業ではなく、エンジニアを一本の軸としていくことを検討しているならCOACHTECHはおすすめです。

本格的なレッスンがおこなえるよう、わからないところはリアルタイムで回答できるシステムになっています。飛ばして次へ行けない時、質問がすぐできるのは受講者にとっての大きなメリットです。

これなら時間ロスもなく、効率的に素早くプログラミングスキルが身につきます。

学習なインプットよりもアウトプットメインになっており、目標を達成できるよう自己管理能力も養えます。

料金は他のプログラミングスクール同様安くはありませんが、14日間の全額返金保証がついているので安心です。

フリーランスのエンジニアの最大の難関は、最初の案件を獲得することです。

なぜなら、実績がない人は採用されにくいからです。

しかし、COACHTECH Proでは「案件保証」をおこなっているため、企業から仕事を受注し、納品までサポートしてくれます。

ここでフリーランスのエンジニアがつまずく第一関門を突破できます。

8.TechAcademy(テックアカデミー)

TechAcademy
テックアカデミー公式サイトをみる

TechAcademyは、最低16週間でエンジニアとして転職ができるプログラミングスクールです。

期間が短くなればなるほど1日に割く学習時間は長くなるため、働きながら学習できる環境を整えてから入会する方がよいでしょう。

万が一転職できなかった場合には、受講料が全額返金されるのでお金の無駄にはなりません。

レッスンの中では課題をこなしていきますが、課題レビューは回数無制限となっています。

一度で完璧にする必要はありません。

むしろ講師からアドバイスをもらい、より良いものを作り上げることができます。

チャットサポートは毎日15時~23時となっているため、夕方から夜にかけて勉強する人向けのプログラミングスクールになっています。

Webカメラをとおして質問するほどでないことも、チャットならサクッと質問できるので快適に学習を続けられます。

こんなプログラミングスクールには気をつけろ!注意すべき2つのポイント

プログラミングスクールの市場規模は、2016年以降急速に広がってきました。

それは、Googleの検索トレンドの上昇率をみても明らかです。

プログラミングスクールのトレンド

引用元:プログラミングスクール – 調べる – Google トレンド

今や数え切れないほどのプログラミングスクールがありますが、中には少なからず残念なスクールもあるでしょう。

気をつけたほうがよいプログラミングスクールの注意点を2つ紹介します。

カリキュラムの内容が限定的で現場で通用しない

いくらプログラミングの知識がついても、それが実際の現場で通用しなければ意味がありません。

プログラミングスクールに入る目的がエンジニアに転職することならなおさらです。

カリキュラムの中に実習や作品の提出などが含まれているほうがよいでしょう。

しかし、どういったカリキュラムで実践に役立つ内容かというのは、初心者にはわかりません。

そのため、複数のプログラミングスクールに資料請求をするか、無料カウンセリングのときにカリキュラムの詳細を聞くようにしましょう。

また、ここでカリキュラムの詳細がよくわからなかったり、詳細を教えてくれなかったりするスクールは注意が必要です。

授業料が相場と比べて大きく差がある(高額)

プログラミングスクールの授業料は、何を学びたいか、自分がどうなりたいかによって変わってきます。

また、スクールごとのサービス内容によっても変わります。

そのため、授業料が高いからといって一概に悪いスクールとはいえません。

しかし、複数のプログラミングスクールのサービス内容を見比べてみて、極端に高額なら気をつけたほうがよいでしょう。

プログラミングスクール4校の授業料を比べてみました。

比較項目 A校 B校 C校 D校
質問対応 チャットで毎日8時間 チャットで毎日8時間 教室で開校日のみ9時間 なし
学習時間の目安 600時間程度 300時間程度 3か月~ 400時間程度
オンライン授業 あり あり なし なし
転職返金保証制度 あり あり あり なし
受講料(税込) 657,800円 327,800円 690,800円 525,800円
1時間あたりの授業料
(受講料÷勉強時間)
約1,096円 約1,093円 約1,315円

授業料を学習時間で割って、1時間あたりの授業料を算出すると比較がしやすくなります。

D校はサービスが少なく割高なので、注意が必要です。

プログラミングスクールの受講料が最大70%戻ってくる!教育訓練給付金制度について

教育訓練給付制度とは、国が認めた教育訓練を受けた場合、条件を満たせば支払った金額の一部を給付する制度のことです。

教育訓練給付金制度の概要

教育訓練給付金とは、働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とし、教育訓練受講に支払った費用の一部が支給されるものです。また、初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する方で、受講開始時に45歳未満など一定の要件を満たす方が、訓練期間中、失業状態にある場合に訓練受講をさらに支援するため、「教育訓練支援給付金」が支給されます。

引用元:教育訓練給付制度|厚生労働省

教育訓練給付制度には3つあり、それぞれ給付金額が異なります。

  • 一般教育訓練給付金
  • 特定一般教育訓練給付金
  • 専門実践教育訓練給付金+教育訓練支援給付金

それぞれ詳しく説明していきましょう。

一般教育訓練給付金|受講料の20%

一般教育訓練給付金の条件は、初回の支給条件は1年以上雇用保険に加入していること、あるいは、過去に1年以上雇用保険の加入者であり、辞めてから1年以内であることです。

受講料の20%が給付され、上限金額は10万円となります。

特定一般教育訓練給付金|受講料の40%

特定一般教養訓練給付金の条件は、初回の支給条件は1年以上雇用保険の被保険者であるか、過去に1年以上雇用保険の被保険者であり、辞めて1年以内であることです。

受講料の40%が給付され、上限金額は20万円となります。

専門実践教育訓練給付金|受講料の最大70%

専門実践教育訓練給付金の初回の支給条件は、2年以上雇用保険の被保険者であるか、過去に2年以上雇用保険の被保険者であり、辞めて1年以内であることです。

訓練期間1年の場合には受講料の最大70%が給付され、上限金額は56万円となります。

教育訓練給付金制度が使えるプログラミングスクールとコース一覧

給付金支給対象のプログラミングスクールとコースは以下になります。

  • TECH CAMP:エンジニア転職コース
  • TechAcademy:エンジニア転職保証コース
  • DMM WEBCAMP:専門技術コース
  • インターネット・アカデミー:プログラマー入門コース+PHP講座
  • Aidemy Premium:AIアプリ開発コース、データ分析コース、自然言語処理コース
  • DIVE INTO CODE:Webエンジニアコース(フルタイム)、機械学習エンジニアコース

特定のプログラミングスクールならすべてのコースで給付金がもらえるわけではありません。

コースや受講期間によって対象となる給付金が変わってくることを知っておきましょう。

プログラミングスクールでよくある7つの疑問と回答

プログラミングスクールに関してよくある7つの疑問とその回答を紹介します。

Q1.プログラミングスクールの費用に見合うスキルが身につきますか?

この記事でおすすめしたプログラミングスクールならカリキュラムやサービスがしっかりしています。

また、転職保証や返金保証、国からの給付金もあるので、費用の面では安心できるでしょう。

しかし、費用に見合うスキルが身につくかどうかは、最終的に本人のやる気次第といえます。

プログラミングスクールに入会する目的(ゴール)をはっきりさせ、最後まで諦めずにやり抜くことが大事です。

Q2.無料のプログラミングスクールはあまり良くないですか?

プログラミングスクールが高額なのは、それだけカリキュラム内容やサポート体制が充実しているからです。

無料のプログラミングスクールの場合は、サポートなどは一切ないと考えておきましょう。

途中で挫折したり、怠けてしまったりしても誰も何も言ってくれません。

本気で転職を考えているのであれば、有料のプログラミングスクールを選んだほうがよいでしょう。

Q3.プログラミングスクールに紹介される企業はホワイト企業が多いですか?

ホワイト企業の定義を「給与、残業時間、福利厚生、離職率」などで考えると、必ずしもホワイト企業が紹介されるとは限りません。

しかし、上記全てを満たす会社のほうが世の中少ないのではないでしょうか。

近年では政府が働き方改革を推進しており、残業時間の上限規制や賃金引上げ、ハラスメント防止策、副業・兼業の解禁などの政策が取られています。

そのため、日本全体的にブラック企業と呼ばれる会社は減っていく傾向にあるでしょう。

Q5.未経験でもフリーランスになれますか?

未経験者でもフリーランスになれます。

しかし、フリーランスになるのと仕事を獲得して稼いでいくというのは違います。

フリーランスとして仕事を獲得するためには、信用が一番大事です。

実績もない人に仕事を依頼するということは、よほどの魅力がないとありません。

一度会社に入り、ある程度経験を積んでからフリーランスになるほうが無難でしょう。

Q6.仕事しながらでもプログラミングスクールは続けられますか?

最近では、社会人向けのプログラミングスクールが増えてきています。

完全オンラインで出来るコースやチャットでいつでも質問できるサポートがあります。

そのため、仕事終わりに自宅で学習したり通勤時間に学習動画をみたりして学習する人もいます。

しかし、「マンツーマン指導、集団指導、自習型指導」「長期、短期」など自身の性格ややり方に合ったスクールを選ぶのがよいでしょう。

Q7.おすすめのプログラミング言語を教えてください

何を作りたいか、何を実現したいかによって学ぶべきプログラミング言語は変わってきます。

やりたいこと 学ぶべきプログラミング言語
ホームページが作りたい HTML、CSS、JavaScript
Webサイトの開発がしたい PHP、Ruby
スマホアプリが作りたい Java、Kotlin、C#、Swift
業務システム開発がやりたい Java、C言語、C++
AIやデータ分析の分野に携わりたい Python、R言語
ゲームを作りたい C#、C++、JavaScript

「短期間でエンジニアに転職したい、確実に年収アップしたい」という人は、RubyやPythonなどがおすすめです。