【職業別】フリーランスにおすすめの資格23選|取得するメリットや必要性を解説
フリーランスとして働いていきたいけどスキル面で不安がある人は、資格を取得しておくのもひとつの選択肢です。
専門性の高い資格を取得しておけば、スキル面で自信がもてるだけではなく、実績が少なくても案件を受注できるようになるでしょう。
この記事では、フリーランスが資格を取得すべきメリットや業種ごとのおすすめの資格について紹介します。
また、資格以外で身につけておくべきスキルや安定的に案件を獲得する方法についても解説してますので、フリーランス未経験者も案件獲得で悩んでいる方もぜひ参考にしてみてください。
溝口 ひろき
フリーランスガイド責任者
1983年生まれ。電気工事士からWeb業界に転職して15年以上。現在はフリーランスでWebマーケターをしており、クライアントサイトのマーケティング代行や自社メディアの運用等をおこなっています。
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- 業界実績20年以上
- 登録エンジニア数19,000名以上
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【運営会社】ギークス株式会社
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この記事でわかること
フリーランスになるには資格って必要?
フリーランスの資格の必要性については賛否両論です。
実務経験や実績が豊富であれば、資格がなくても高単価の案件を受注することは可能です。
逆に実績が少ない人は資格があることで、他のフリーランスと差別化できる武器となります。
リクルートワークス研究所がフリーランスを対象におこなった調査では、約45%~約65%の人が「必要な資格は何もない」と回答しています。
1.営業・販売職
必要な資格は何もない:45.6%
簿記検定:13.6%
基本情報技術者試験(FE):8.7%2.クリエイティブ職
必要な資格は何もない:65.2%
Photoshopクリエイター能力検定試験:13.9%
Illustratorクリエイター能力検定試験:7.4%3.ソフトウェア・インターネット関連技術職
必要な資格は何もない:53.3%
基本情報技術者試験(FE):22.0%
データベーススペシャリスト試験(DB):20.5%
特別な資格がなくても、スキルや実務経験はあればフリーランスとして働けるということがわかります。
ただ、ソフトウェア・インターネット関連技術職では、20%以上の人が基本情報技術者試験(FE)とデータベーススペシャリスト試験(DB)の資格を勧めており、職種によって資格の重要性が変わってくるでしょう。
フリーランスが資格を取得すべき4つのメリット
フリーランスとして働くのであれば、資格がないよりもあったほうが有利です。
ここでは、フリーランスが資格を取得すべきメリットについて解説していきます。
1.実務経験が少なくてもスキルや知識を証明できる
フリーランスでは即戦力が求められるため、どのようなスキルや専門知識をもっているのかが重視されます。
そのため、アピールできる実務経験が少ないと即戦力にならないと判断され、案件の獲得が不利になってしまいます。
ですが、資格があれば実務経験が少なくてもスキルや知識が一定以上あることを証明できるため、実務経験の少なさをある程度補えるでしょう。
資格や取得までに勉強したことなどを上手にアピールすることで、実務経験が少なくても希望の案件を獲得できる可能性が高まります。
2.案件の報酬がアップしやすい
案件の報酬がいくらになるかは、本人のスキルや実績に比例します。
資格をもっていることで付加価値がついたり、歓迎スキルに該当することで資格のない人よりも報酬をアップしやすいでしょう。
資格を選ぶ際、自分の希望する職種の求人に記載されている歓迎スキルや必須条件を確認しておくことをおすすめします。
3.参画できる案件が増える
仕事を途切れさせず受注していくためには、より専門的なスキルを身につけるか、対応できる案件の幅を広げることが重要です。
資格を取得しスキルと知識を身につければ対応できる案件の幅が増え、実務経験が少ない内容や業種でも参画できる可能性が高まります。
4.他のフリーランスと差別化できる
資格はブランディングにも効果的です。
プロフィールなどを見ていても資格は目を引きますし、権威性や専門性が高いと判断できます。
そのため、同等のスキルをもっている人と比較した際に、選ばれやすく差別化を図ることが可能です。
また、仕事に関係ないような趣味の資格でも、関連する業界の人から声をかけて貰えるなどのメリットもあります。
【職業別】フリーランスが案件獲得に役立つ資格まとめ
一概に資格といっても膨大な数があります。
まったく関係ない資格を取得してしまうと、無駄ではありませんが資格を取得したメリットを感じられないでしょう。
ここでは、職業ごとに案件獲得に役立つ資格について紹介します。
ITエンジニアにおすすめの資格15選
ITエンジニアでは、国家資格や民間資格の他に企業が認定しているベンダー資格の3種類あります。
本来、国の認める国家資格は受験するために年単位の学習期間や実務経験が必要ですが、IPA(情報処理機構)がおこなうITエンジニア向けの国家資格は誰でも受験が可能です。
【おすすめの国家資格:対象になる人】
- 基本情報技術者試験:ITエンジニアを目指す人
- 応用情報技術者試験:基本情報技術者試験のワンランク上の資格。ITエンジニア全般
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験:複数のスキルを取得しオールラウンダー的に活躍したい人
- システムアーキテクト試験:上流工程を主導する上級エンジニアを目指す人
- プロジェクトマネージャ試験:開発におけるプロジェクトマネージャーを目指す人
- ネットワークスペシャリスト試験:システムの構築・運用をおこなうインフラエンジニア、ネットワークエンジニアを目指す人
- データベーススペシャリスト試験:データベースの構築・管理をおこなうインフラエンジニア、ネットワークエンジニアを目指す人
- 情報セキュリティマネジメント試験:セキュリティエンジニア
- ITストラテジスト試験:ITコンサルタント、CIOなどを目指す人
【おすすめの民間資格】
- ITIL@:イギリス政府と民間企業がITサービスの品質向上のために作った資格で、システム管理・運用のスキル証明に役立ちます。取得を推奨している企業もあります。
- CISSP:アメリカの認定資格で、情報セキュリティーのプロフェッショナルであることを証明する国際資格です。
- PMP@:アメリカの認定資格で、プロジェクトマネージャーのプロフェッショナルであることを証明する国際資格です。
外国や外資系、国際的な企業と取引をしたい、案件を受注したい人は、外国の認定試験もおすすめです。
ITIL@は初心者向けで、国家資格よりも合格しやすい試験となっています。
【おすすめのベンダー資格】
- AWS認定資格
- Microsoft Azure認定資格
- Google Cloud 認定資格(GCP資格)
クラウドエンジニアの案件では、いずれかのクラウドを利用した実務経験が求められるケースがほとんどです。
また、クラウドエンジニアに限らず、この3つが歓迎スキルに含まれていることがあります。
できるだけ高単価案件を狙っていきたいのであれば、もっていて損しない資格といえるでしょう。
これからフリーランスとして活躍する人は、ITエンジニアの登竜門とも呼ばれる「基本情報技術者試験」の取得がおすすめです。
そのあとは、自分が希望する案件や職種に合わせて資格を選び、専門性を高めていくことで希望する案件の受注チャンスを増やすことができるでしょう。
Webデザイナーにおすすめの資格6選
Webデザイナー向けの資格でまずおすすめなのは、唯一の国家資格である「ウェブデザイン技能検定」です。
誰でも受験できる3級の実技試験では、指示に従いWebサイトを作成していく内容となっており、HTMLやCSSによるコーディングをおこなったりソースファイルを配置したりと、基礎的な技術や知識を問われます。
そのため、試験勉強をしながら、デザインだけではなくコーディングを学ぶことが可能です。
より専門的なスキルを身につけたい人には、以下のような資格もおすすめになります。
- Webクリエイター能力認定試験
- Illustrator@クリエイター能力認定試験
- Photoshop@クリエイター能力認定試験
- アドビ認定プロフェッショナル
- Google UXデザインプロフェッショナル認定
将来性を踏まえると、Google UXデザインプロフェッショナル認定を取得し、「UX」に関する知識やスキルを身につけておくことをおすすめします。
UXとは「ユーザーエクスペリエンス」を指し、ここではユーザーがWebサイトをtとおして得られる経験や体験を意味します。
Webサイトをデザインする際にUXの概念を知っておくと、より高品質なデザインを提供できるだけでなく、UXデザイナーとして活躍の場を広げることが可能です。
Webマーケターにおすすめの資格5選
Webマーケティングには国家資格がなく、誰でも取得できるような資格では以下のようなものがおすすめです。
【おすすめの資格:対象になる人】
- マーケティング・ビジネス実務検定@:マーケティング思考や体系的に学びたい人
- IMA検定:リスティング広告・企画立案、プランニングを学びたい人
- ウェブ解析士:アクセス解析や市場調査スキルを磨きたい人
- Google AdWords認定資格:リスティング広告の運用スキルを磨きたい人
- Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ):アナリティクスのスキルを証明したい人、アナリティスクの使い方について学びたい人
ほとんどの企業でGoogle Analyticsを利用した解析業務が求められます。
そのため、解析スキルに不安がある人は資格取得に挑戦してみましょう。
また、WebマーケティングはGoogleなどの検索サイトの事情や流行に数値が影響され、前に勉強したことが古い情報になってしまうこともあります。
スキルに不安がある方は、資格の勉強をしつつ自分でサイト運用をしてみることもおすすめです。
ビジネスで何かと役立つおすすめの資格3選
ここではビジネスをするうえでもっていて損をしない、幅広く役に立つ資格を紹介します。
日商簿記検定
日商簿記を取得することで経理業務ができるようになるだけではなく、経営管理の基礎を身につけられます。
フリーランスを続けていくうえで、個人事業ではなく法人化させたいと思った際にも役立つため、将来的に企業を考えている人におすすめです。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
バックオフィス業務を希望する人は、とくにおすすめの資格です。
取得することでExcel、PowerPoint、Accessなどのツールに対し、高度なスキルをもっていることを証明できます。
併せてVBAエキスパートやビジネス統計スペシャリストの取得もおすすめです。
マイクロソフトオフィスを使えるだけではなく、作業の自動化や分析までおこなえるようになり、他のフリーランスとの差別化を図れるでしょう。
ITパスポート試験
ITパスポートはITエンジニアに限らず、IT業界に携わる人全般におすすめの資格です。
AIやIotなどのIT技術などの知識をはじめ、マーケティングや経営戦略、法務、セキュリティーなどの知識を身につけることが可能です。
知識があることで、フリーランスとして新しい道を開けたり、市場価値を高められます。
フリーランスとしてやっていくために必要な4つのスキル
フリーランスとして長期間安定して稼ぐためには、実務経験以外のスキルも重要です。
ここでは、必要なスキルについて紹介します。
1.コミュニケーション力
フリーランスの魅力は会社を離れ、人間関係の煩わしさから解放されることだと思います。
しかし、高収入を得ているフリーランスほど、人間関係を円滑にまわすスキルやコミュニケーション能力を求められます。
高単価の案件ほどマネジメント業務を求められたり、自分で築いた人脈から案件を受けたりするからです。
そのため、コミュニケーションスキルがないことを理由にフリーランスを目指してしまうと、フリーランスになってから稼げなかったり苦労する可能性が高いでしょう。
2.自己管理能力
どのような案件にも必ず期限はあります。
決められた期間内で仕事を終わらせる必要があり、それには自己管理能力が必要です。
物事を先延ばしにしてしまったりマルチタスクが苦手な人は、フリーランスになる前に自己管理能力を身につけておくことをおすすめします。
自己管理能力が高いと、取引先からの信用を得られるだけではなく、自分でリソースを確保・捻出できるため、より多くの案件を受注できたり、空いた時間を趣味に回せるなど時間を有効的活用できます。
フリーランスとして働いていくためにも、スキル磨きと並行して自己管理能力を高めていきましょう。
3.問題解決力
フリーランスでは与えられた仕事だけをこなすのではなく、クライアントの希望に対しプラスアルファの仕事をすることで、取引先との間に信頼関係を築くことができます。
安定して稼ぎたい人やより高い報酬を得たい人は、仕事をしながら問題点がないかを常に探し、解決方法を模索していくことが重要です。
フリーランスになる前から問題解決力を高め、問題に対してどのような対策が考えられるか考えるスキルを身につけておきましょう。
4.情報収集力
会社に所属しなくなると個人で働くことが増えていくため、最新のビジネス情報や業界情報が入りづらくなります。
情報が回ってくるのをただ待っているだけでは、知識が古くなってしまい現場でまったく役に立たないフリーランスとなってしまう可能性があります。
常にSNSやネットニュース、TV、新聞などから新鮮な情報を入手するようにしましょう。
未経験者が安定的に案件を獲得する3つの方法
未経験者がフリーランスとして安定して稼ぐにはコツがいります。
ここでは、未経験者でも安定的に案件を獲得する方法について紹介します。
営業スキルを身につける
数多くのフリーランスから「自分」という商品を選んでもらうには営業力が欠かせません。
いかに自分の価値を高め、魅力的にみせるかで報酬や案件の件数が変わってきます。
営業力を身につけるには、まず商品のことを理解していないといけません。
要するに自分の強みやアピールポイントです。
スキルや実績だけではなく人としての魅力をみつけるには、自分で考えるのではなく第三者からの意見も聞くといいでしょう。
今まで一緒に働いてきた上司や同僚、部下から意見を聞いたり、キャリアカウンセリングなどの利用もおすすめです。
また、最近ではSNSやホームページなどをとおして依頼を受注するケースも増えてきています。
魅力的に作品を紹介するアカウント運営も営業力のひとつといえるでしょう。
フリーランス向けのアカウント運用については、無料セミナーやYouTubeでも学べますので参考にしてみてください。
積極的に人脈を広げる
人脈を広げることは優良案件を獲得するのに最も重要です。
仕事のスキルに多少不安があっても、人として信用してもらえれば、ネット上にはないような優良案件や普通であれば参画できないような案件を紹介してもらえます。
お互いに信頼関係ができていれば報酬についても多めにしてもらえたり、交渉の余地ができ、高単価案件になることも珍しくありません。
フリーランスになると人との関りが薄れてしまいがちですが、フリーランスだからこそ積極的に外へ出て人脈を広げるようにしましょう。
フリーランスエージェントを利用する
安定した収入を確保したいのであれば、クラウドソーシングサイトで案件を探すよりもフリーランス向けのエージェントサイトがおすすめです。
エージェントサイトでは長期間での契約を前提とした企業案件を扱っており、一定のスキルが必要ですが50万円以上の案件が豊富に掲載されています。
完全在宅で好きな時間に働ける副業案件もあり、そちらも一定のスキルが求められますがクラウドソーシングより高単価での受注が可能です。
クラウドソーシングと違いエージェントが細かくサポートしてくれるため、契約まわりのトラブルや給料の未払いトラブルなども回避できます。
フリーランスになりたいと考えている人によくある質問
フリーランスになりたいものの、不安は多いと思います。ここでは、よくある質問について紹介します。
フリーランスになるためにはスクール・専門学校に通うべき?
フリーランスになるために、スクールや専門学校に通うことは必須ではありません。
ただし、知識もスキルもないままフリーランスになっても受注ハードルが高く、ほとんど稼げないでしょう。
長期間フリーランスとして働くのであればスクールや専門学校に通ってしっかりと基礎スキルを身につけておくことをおすすめします。
また、卒業後の就職までサポートしてくれるスクールや専門学校であれば、フリーランスとして最初のキャリアを築きやすいのでおすすめです。
資格をもっていたとしても実務経験がないと無理でしょうか
フリーランスって資格やそれ専用のスクールとかに通ってたとしても会社での実務経験がないと無理でしょうか?
引用元:Yahoo!知恵袋
フリーランスを募集している企業では、即戦力や専門的な知識を求めています。
そのため実務経験がないのは、エージェントに掲載されているような高単価な案件を受注したいと思った場合は不利に働きます。
ただ、資格があり即戦力として働けることをアピールできれば、必ずしも受からないわけではありません。
また、クラウドソーシングサイトで掲載されている案件であれば、実務経験を問わないことが多いため、まずそちらで実務経験を積むのもひとつの方法です。
まとめ
フリーランスでは必ずしも資格が必要とは限りません。
ですが、資格をもっていることで市場価値を高め、他のフリーランスとの差別化を図れたり、報酬がアップしたりする可能性があります。
スキルに不安があったり、より専門的な知識を身につけたい人は、自分の職種に合う資格を選び受験してみましょう。
- 業界実績20年以上
- 登録エンジニア数19,000名以上
- リモート案件数は80%以上
- 平均年収867万円以上
【運営会社】ギークス株式会社
- ITエンジニア案件に15年以上の実績
- 45,000件以上の豊富な案件数
- 登録者数20万人以上
【運営会社】レバテック株式会社
- 登録者数20,000人以上
- 給与保障制度あり
- エンジニアに特化したキャリアコンサルタント
【運営会社】株式会社Branding Engineer