フリーランス協会ってどう?活動内容やメリット、保険の内容について徹底調査

更新日:/公開日:2022年12月21日

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フリーランス協会ってどう?活動内容やメリット、保険の内容について徹底調査

この記事の企画・編集者
溝口ひろき
つなぐマーケティング代表

中小企業庁が実施した調査によると、フリーランスとして働く人の70%以上が「フリーランス形態での事業に不安や悩みがある」と回答しています。
参照元:フリーランスの実態|中小企業庁

不安・悩みの内容のトップは「収入の不安定さ」で、次いで多かったのは「医療保険や年金などの社会保障」でした。

独立・起業したあとの後ろ盾のない状況に不安を感じるのも無理はないですし、保障や福利厚生などの面でバックアップが欲しいと望むのは当然でしょう。

そこでおすすめしたいのが「フリーランス協会」です。

この記事では、フリーランス協会がおこなっている活動をはじめ、提供しているサービスや保険、評判などについて解説します。

この記事の監修者

溝口 ひろき

溝口 ひろき

フリーランスガイド責任者

1983年生まれ。電気工事士からWeb業界に転職して15年以上。現在はフリーランスでWebマーケターをしており、クライアントサイトのマーケティング代行や自社メディアの運用等をおこなっています。
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フリーランス協会って怪しい団体?フリーランス協会がおこなっている活動内容

フリーランス協会

フリーランス協会は「自分の名前で仕事をしたい人のためのインフラ&コミュニティ」として存在する国内最大級のフリーランス当事者ネットワークです。

2017年1月に誕生した団体で、正式名称は「プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」といいます。

フリーランスという道を選択する人のなかには、事業の成り行きや社会保障が手薄であることを「自分が好きで選んだ道だから」と自己責任を甘んじて受け入れている人が少なくありません。

しかし、多様な働き方・生き方が受け容れられるようになった現代において、フリーランスは社会の常識から外れた規格外の存在ではなくなりました。

フリーランス協会は、誰もが自律的なキャリアを築ける世の中を目指して、フリーランス向けの福利厚生制度の提供やキャリア支援といったサービスだけでなく、政策提言や官公庁からの依頼による調査などにも幅広く対応しています。

フリーランスに関する調査・白書を提供

フリーランス協会では、官公庁や企業からの依頼に加えて独自にフリーランスの業務や実態に関する調査を実施し、情報を提供しています。

なかでも「フリーランス白書」は2018年版の発表から毎年定例で公開されており、2022年版ではフリーランス・パラレルキャリア活動者1,236名からの回答を集めて活動実態や仕事獲得の経路や働き方の満足度といった情報が提供されました。

急激に普及しているフードデリバリー業界で働くフリーランスの実態調査も公開するなど、時勢を反映するテーマにも取り組んでいます。

会員向けの無料・有料サービスの提供

フリーランス協会に入会する際は、「無料会員」と有料の「一般会員」のどちらかを選択することになります。

年会費のかからない無料会員でも、メルマガ配信・フリーランスDBの検索と掲載の利用が可能です。

有料の一般会員になると、さらにコワーキングスペースの優待サービス、協会ロゴと一般会員ナンバーの使用、SAFETY賠償責任補償の自動付帯、福利厚生サービス「WELBOX」の利用、所得補償制度の利用といったサービスが追加されます。

フリーランスの業務を支えるさまざまなサービスが利用できるという点に注目すると、有料の一般会員としての入会がおすすめです。

フリーランス同士のオンラインコミュニティ「Teamlancer」を運営

Teamlancer(チームランサー)

フリーランス協会は、フリーランスが仲間と出会えるオンラインコミュニティ「Teamlancer」も運営しています。

Teamlancerでは、自分の活動をPRできるだけでなく、会員同士でチームを組んで仕事の窓口を設けることも可能です。

個人では出会えなかったプロジェクトへの参画のほか、自分ひとりでは請け負いきれない大量の仕事でもチームメンバーと分担できるので、受注チャンスを増やせる可能性も高まります。

なお、Teamlancerは2023年1月に終了する予定です。

現在の会員には、フリーランス・パラレルワーカーのマッチングサイト「プロクル」の利用が案内されています。

フリーランスのオフラインイベントを開催

オンライン業務が多いフリーランスにとって嬉しいのが、協会主催のオフラインイベントです。

フリーランス協会では「スナック曲がり角」と題してコワーキングスペースなどで会員同士が交流できるオフ会を不定期で開催しています。

イベント会場は、フリードリンクのほか有料でアルコール類が提供されたり、プロフィール用の写真撮影会がおこなわれたりと、毎回大盛況です。

現在、感染症流行のためオフラインイベントの開催は少なくなっていますが、以前は全国4拠点を中心に毎月開催されていた時期もあるので、今後の復活が期待されています。

【参考サイト】2年半ぶりのスナック曲がり角を開催 | フリーランス協会ニュース

フリーランスに役立つセミナーを開催

フリーランス協会の事務局には、総合政策を学び広報やメディア研究の経験をもつ代表理事を中心に、さまざまなキャリアをもつ人材が集まっています。

事務局メンバーがスピーカーとなり、売上をアップしたい、取引先を拡大したい、新規開拓をしたい、収入を安定させたい、新たな税制のわからない点をしっかり理解したいなど、フリーランスならではの悩みを解決できるセミナーも随時開催中です。

たとえば、2022年12月には導入間近のインボイス制度の解説や確定申告の省エネ化といったテーマのセミナーが開催されています。

インボイス制度の内容をわかりやすく解説しながら、個人事業主への影響、制度が本格的に導入されるまでにやっておくべきことなどを解説していきます。

自社メディアやTwitterで役立つ情報を発信

フリーランス協会では、公式note「フリパラ」や公式Twitterアカウントでフリーランスのお役立ち情報を発信しています。

フリパラでは「フリーランスの老後資金の作り方」「フリーランスに個人サイトは必要?」といったテーマの記事がカジュアルなかたちで公開されているので、フリーランスになったばかりの方はもちろん、ある程度の経験を積んだ中級者・上級者の方にとっても役立つ情報が満載です。

Twitterでは、フリーランスに関連する制度やサービス、イベントの情報も随時発信しています。

これでたったの1万円?フリーランス協会が提供する「ベネフィットプラン」がすごい

有料会員としてフリーランス協会に入会すると、特典として福利厚生サービス「ベネフィットプラン」を利用できます。

年会費1万円、月額に換算すると800円程度で会社員なみの福利厚生が手に入るのだったら、ベネフィットプランを利用しない手はありません。

ベネフィットプランに含まれる保険の内容

ベネフィットプランでは、フリーランスの方の事業や生活をサポートする各種の保険が用意されています。

様々な賠償リスクに備える賠償責任保険(自動付帯)

業務遂行中に起きたミスや事故によって他人やクライアントに損害を与えてしまった場合の賠償リスクを補償します。

情報漏洩や納品物の瑕疵、著作権侵害、納期の遅延など、フリーランス特有の事故が1,000万円~1億円を限度に補償される保険が自動付帯されるので、万が一のトラブルが起きても賠償を尽くすことが可能です。

報酬未払いトラブル時に使える弁護士費用保険(自動付帯)

報酬の未払いや賠償問題など、クライアントや顧客との間にトラブルが発生したときは弁護士のサポートが必要になるシーンも少なくありません。

しかし、弁護士への相談・依頼となるとやはり弁護士費用の負担が気になってしまい、相談・依頼しにくいというのが現実です。

ベネフィットプランには、弁護士費用保険「フリーガル」の自動付帯が含まれています。

1事故の保険金額は70万円で、自己負担はありません。

報酬未払いなどのトラブルが発生した際は、まずコンシェルが詳しい状況を聴き取り、弁護士のサポートが必要と判断した場合は日弁連リーガルアクセスセンターから弁護士が紹介されます。

事前に承認を得ていれば知り合いの弁護士の利用でも補償されるうえに、報酬トラブルに限らず契約などの問題でも利用できるので、気兼ねなく弁護士の力を借りることができるでしょう。

所得補償・傷害補償・介護サポートの保険(任意加入)

ベネフィットプランには、病気やケガに対する補償も用意されています。

こちらは自動付帯ではなく個別に申し込み・契約が必要な任意加入ですが、会員数が多いフリーランス協会だからこその団体割引が適用されるので、個人で契約するよりも保険料が格安になるという点が魅力です。

それぞれに保険料の支払いが発生しますが、すでに契約している保険から切り替えることで大幅な節約になるでしょう。

種類内容
所得補償保険病気やケガで就業不能になった期間が7日を超えた場合、1年間にわたって保険金を受け取ることができる保険です。仕事中はもちろん、日常生活や旅行中、天災によるケガや病気も対象になります。フリーランスの方にとっての労災保険に代わる存在です。
団体長期障害所得補償保険所得補償保険の強化版です。90日または365日の補償対象外期間がありますが、その後は病気・ケガによって喪失した所得を3年間または5年間、あるいは60歳・70歳までを限度に補償します。
傷害総合保険交通事故や階段からの転落など、急激かつ偶然な外来事故によってケガをした場合の死亡や入通院、介護を補償する保険です。フリーランス協会の団体割引が適用されるので、個人で加入するよりも保険料が割安になります。
団体総合保険被保険者の親が介護状態になった場合の「親孝行サポートプラン」、本人が介護や認知症を発症した場合の「介護サポートプラン」「認知症サポートプラン」がセットになった総合保険です。介護・認知症の状態になった場合は一時金が支払われます。

会計・税務

フリーランスは、日々の会計業務や確定申告の準備・対応などもすべて自分でおこなわなければなりません。

ベネフィットプランには、法務・税務の専門家に相談できる「cocrea士業オンライン」が使い放題になるほか、税理士法人による顧問契約の初月無料、会計ソフトの「弥生」や「freee」が期間限定で無償利用できるなどの優待を受けられます。

法務・契約

個人で仕事を進めていると、思わぬ法律トラブルに見舞われるケースもあるでしょう。

ベネフィットプランを利用すれば、独立・起業の際に起きやすい問題や債権回収などの法律問題を弁護士・司法書士・税理士などに無料で相談できます。

会員は法律情報サイト「Legalus」で弁護士Q&Aを利用できるなど、法務面のバックアップは万全です。

福利厚生サービス「WELBOX」

フリーランス協会の一般会員は、大手企業でも導入されている福利厚生サービス「WELBOX」の利用が可能です。

人間ドックやがん検診などの健康サポートが割引価格で受けられる、全国の温泉やスパが会員割引価格で利用できる、大手の小売・専門店・飲食店で優待が受けられるほか、スキルアップに必要な資格講座の優待やレンタカー・レジャー施設の割引など、さまざまなサービスが用意されています。

利用額に応じてサービス内のポイント「WELコイン」も貯まり、景品への交換も可能です。

ライフ・マネー

ベネフィットプランは、フリーランスの日々の生活を充実させるサービスやお金の便利を解決するサービスも充実しています。

定額住み放題サービス「Hafh(ハフ)」のプラングレードアップ、フリーランスのための与信機能つき賃貸物件検索アプリ「smeta」の与信枠増大といった住まいに関するサービスに加えて、ベビーシッターや家事代行の割引も用意されているのは嬉しいところです。

PayPay銀行の手数料優遇や屋号入り口座の開設、売掛金の早期受け取りサービス「yup」や「MBpay」の利用も利用料が割引されるので、お金のことで困ったときにも心強いサポートが期待できます。

キャリア

フリーランスとして長く活動するためにはキャリア相談やキャリアアップの機会が欠かせません。

ベネフィットプランでは、Warisキャリアエールの「フリーランスのためのキャリア相談」が特別価格で利用できるほか、オンライン学習プラットフォーム「SkillsBuild」の無料受講、エンジニア向けマッチングサービス「テックブレイン」の案件確定・継続稼働でギフト券進呈などのサービスが受けられます。

プロモーション

個人のスキルこそが商売道具のフリーランスにとって、プロモーション手段の確保も必須です。

初心者でも手軽にできるホームページ作成ツール「とりあえずHP」の初期費用無料、オールインワンHP作成ツール「ペライチ」のセミナーを通じたホームページ作成支援、名刺・チラシの作成相談なども利用できます。

フリーランス協会の有料会員になる前に知っておきたい5つの注意点

フリーランスの事業をサポートする補償・保険制度や福利厚生といったサービスが充実しているフリーランス協会の有料会員ですが「フリーランスなら誰でも入会したほうがオトク」とは断言できません。

急いで有料会員として登録する前に知っておきたい5つの注意点をチェックしておきましょう。

1.入会には最低限の審査がある

フリーランス協会への入会には審査があります。

次に挙げる要件に該当していない方は、入会できません。

・フリーランスとして働いている方 *1
・法人成りした会社経営者 *2
・パラレルキャリアで兼業・副業をしている会社員の方
・フリーランスやパラレルキャリアを目指すすべての方
*1 個人事業主、それ以外など、就労形態は問いません。
*2 アルバイトを含む雇用者が5名以内
※資格や職種、ご経歴、開業届の提出有無、国籍を問わずどなたでもご入会いただけますが、 なりすまし等を防ぐために本人確認審査を実施させていただいております。

引用元:フリーランス協会

収入などの要件はないので要件は緩やかですが、フリーランスとしての業務実態・実績が問われるので、入会できること自体がフリーランスとしてのステータスになるともいえます。

2.会費は年会費のみ

フリーランス協会の会費は「年会費1万円」の設定のみです。

月払いのプランや期間限定のお試しプランなどは用意されていないので、入会する際は自動的に1年間の利用が前提になり、途中で退会しても残月分の返金はありません。

月額換算にすると800円程度なので、サービス内容と照らせば「安い」と感じられるかもしれませんが、一度にまとめて1万円を支払うには少し抵抗を感じる方もいるでしょう。

3.任意加入の保険は月々の支払いが別途かかる

有料の一般会員になるだけで自動付帯される保険は賠償責任保険と報酬トラブル弁護士費用保険「フリーガル」だけです。

所得補償・傷害補償・介護サポートの保険はいずれも任意加入で、自分が「ほしい」と感じたものだけを選択して契約を結ぶことになります。

フリーランス協会の会員数を活かした団体割引が適用されるので個人で加入するよりも格安ですが、それでもすべての保険に加入すると負担が大きくなるという点は心得ておかなくてはいけません。

4.さらに手厚い上位プランはない

各種の保険に加入する際は補償内容を充実させるために上位プランの加入を検討することもあるでしょう。

しかし、フリーランス協会が提供している各種の保険では、任意加入の保険で加入口数を調整できるだけで、自動付帯される賠償責任補償と弁護士費用保険には上位プランが存在しません。

いずれも基本的な補償内容は必要十分かもしれませんが、さらに手厚くカバーしたいと望んでも上位プランがない以上は補償内容が限定されてしまいます。

5.福利厚生が豊富だが使い切るのは難しい

福利厚生サービス「WELBOX」は大企業も採用しているほどで、多種多彩なサービスで特別優待が受けられます。

ただし、いくらサービスの種類が豊富でも、使わない、使えなければ意味がありません。

とくにサービスの多くは都市部での利用に集中しているので、地方在住だとそのメリットを十分に活かせないというのが現実です。

フリーランス協会の口コミ・評判まとめ

実際にフリーランス協会を利用している人、利用したことがある人の口コミをまとめました。

まずはフリーランス協会への入会にメリットを感じている人の感想です。

フリーランスになる際に
フリーランス協会@freelance_jp
に入会しました。

フリーランスのベビーシッター向けの保険ってなかなか商品としてないけど、こちらの協会は入会すると障害賠償保険が自動的についてきて、会計ソフトの優待やその他オンラインセミナーが無料で受講できたりとお得です。

引用元:Twitter

印刷代が数十万円になるパッケージや書籍の仕事も請け負うようになってきたので、頼もしい賠償保険のついたフリーランス協会に入りました。
万が一の時もクライアントへのご迷惑を最小限にできますし、私も規模の大きい仕事へもトライしやすくなります☺️✨

引用元:Twitter

フリーランス協会への申し込みが終わりました!

年会費1万円で損害賠償保険が付いてくるので、レッスン中の万一の事故にも対応できます。

プライベートレッスンやっているテニスコーチやトレーナーの方にオススメです(^ ^)https://t.co/EKeDUQm9lq

引用元:Twitter

フリーランス協会の所得補償今年も更新。

病気やケガで就業不能になったら掛け金に応じた保険金額が振り込まれるってやつ。

月40万円分掛けても、月2〜3千円程度。

フリーランスって補償もへったくれもないから、こういうの上手く使うのオススメ。

「倒れたら生活が終わる」
はリスク高いよ。

引用元:Twitter

やはりフリーランス協会の充実した補償制度に大きなメリットを感じている利用者は多いようです。

一方で、わずかながら否定的な意見を持っている方もいます。

フリーランス協会にお願いしたいことがあるとしたら、シッターや保育園一時預かり、延長保育代を経費にしてほしいってところかな
遊びたくてシッターや延長使うわけじゃないからさ…
そろそろここ、誰かテコいれてもいいのでは…
本当、日本はフリーに手厳しい…

引用元:Twitter

UberEatsがフリーランス協会の勧誘をしてきたのだけどこれはどうなんだろう。年会費1万はせいぜい30年間加盟したとしても30万程度にしかならないわけで安いのだろうけど。入院日額1100円をはじめ、補償や福利厚生内容がかなり渋めで正直加盟するメリットも微妙な気がする。

引用元:Twitter

もちろん、これらは個人の感想なので、良い・悪いは自分が加入してサービスを利用してみないと判断できません。

決して安くはない年会費がかかるので、自分が欲しい補償・サービスが用意されているのかをしっかり検討しましょう。

フリーランス協会に入会する手順や必要書類

実際にフリーランス協会への入会を決めたら、入会の手続きを進めましょう。

無料会員の場合

無料会員としての入会する場合は、フリーランス協会のサイト内の「まずは無料会員登録」と書かれたバナーからアカウント新規作成に進みます。

業務形態を選択するボックスには「フリーランスで仕事をしている」「会社で副業をしている」などの選択肢があるので、自分にマッチした項目を選んでください。

次に任意のメールアドレスとパスワードの登録です。

メールアドレスの代わりにGoogleアカウントでも入会できます。

ここまで進めばマイページが開設されますが、このままでは「ゲスト」として登録されているだけなので、会員情報とフリーランスDBの情報を編集しましょう。

有料会員の場合

有料の一般会員として入会する場合も、まずは無料会員登録からアカウントを新規作成します。

マイページの開設後、メニューから「一般会員登録」を選択すると案内ページが開くので、さらに「会員登録する」を選択してください。

「会員登録する」をクリックすると基本情報のページが開くので、項目を漏れなく入力したうえで本人確認書類の表・裏の画像ファイルをアップロードします。

さらに決済方法を選択する欄もあるので、クレジットカード決済・銀行振込のいずれかを選択すれば申請完了です。

後日、フリーランス協会から審査結果を通知するメールが届くので、審査に通過したら年会費を決済すれば一般会員として各種のサービスを利用できるようになります。

フリーランス協会以外でフリーランスにおすすめの保険・補償サービス

フリーランスの方が利用できる補償制度やサポートはフリーランス協会だけではありません。

フリーランス協会以外でフリーランスの方におすすめの保険・補償サービスなどを紹介します。

フリーナンス

フリーナンス

GMOクリエイターズネットワークが運営している「フリーナンス(FREENANCE)」は、アカウント・口座を開設するだけで自動的に最高5,000万円までの賠償をカバーする「あんしん補償Basic」が自動付帯されます。

フリープランなら年会費は0円で、請求書を発行済みの案件なら報酬の即日払いも利用できるので、資金繰りが苦しい局面でも心強い味方になってくれるでしょう。

フリーナンスはこちら

あいおいニッセイ同和損保(あんしん補償プラス)

「フリーナンスのあんしん補償Basicだけでは心もとない…」という方なら、あいおいニッセイ同和損保が引受保険会社となっている「あんしん補償プラス」への加入もおすすめです。

フリーナンスへの登録に加えてフリーナンスAWS協会への加入が必要で、3,000円の年会費がかかりますが、個人加入と比べると約60%の団体割引が適用されるので、年間の総支払額は10,000円以上も安くなります。

仕事中だけでなく日常生活や旅行中のケガ・病気のすべてを24時間・365日カバーし、働けなくなった期間の収入を最長1年間にわたって補償してくれる保険です。

あいおいニッセイ同和損保のあんしん補償プラスはこちら

アクサダイレクト生命(就業不能保険)

所得補償保険は保険の種類で仕分けると「損害保険」に属するもので、年収や月収をベースに「失われた収入額」を上限としておおむね1年にわたって補償される保険です。

短期の治療で治る病気やケガならこの補償内容でも十分ですが、長期の入通院やリハビリで働けない期間が長引く局面では不安が残ります。

この点を解消できるのが、生命保険に属する「就業不能保険」です。

就業不能保険も病気やケガで働けなくなった場合の生活を支えるものですが、支払われるのはあらかじめ設定した保険金額で、補償される期間も「働けない期間ずっと」なので、長期の補償が期待できます。

アクサダイレクト生命の就業不能保険「働けないときの安心」は、30歳・給付金額10万円のプランで月額保険料が1,800円程度というコンパクトな設定です。

ほかの保険会社では補償対象外になるうつ病などの精神疾患による就業不能も幅広く補償してくれるので、フリーランス協会への加入とあわせてさらに補償を手厚くしたい方にもおすすめできる内容になっています。

アクサダイレクト生命の就業不能保険はこちら

労災保険の特別加入

IT系のフリーランスの方なら、労災保険の特別加入による補償を受けられる可能性があります。

通常、フリーランスは労災保険の対象外ですが、ITコンサルタント・システムエンジニア・プログラマ・WebデザイナーなどのITフリーランスの方は令和3年9月1日から特別加入制度の対象になりました。

仕事中や通勤中の病気やケガは労災保険によってカバーされ、治療費だけでなく休業期間や後遺障害も補償されます。

労災保険への加入は特定の団体を経由しなければなりません。

IT系なら「ITフリーランス支援機構」への加入が必要ですが、給付基礎日額10,000円でも年間保険料は約10,000円なので、民間の保険商品に加入するよりも格安で補償が得られます。

労災保険の特別加入はこちら

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCo

フリーランスには厚生年金や共済年金の制度がないので、老後への備えも自分で考えなくてはなりません。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は自分で積み立てたお金を60歳以降に受け取る個人年金の制度で、運用益が全額非課税なので、株式など運用益に所得税・住民税が課税されてしまう金融商品よりも手元に多くのお金を残せます。

掛け金は全額控除となるので積立期間中の節税効果が高く、分割して年金形式で受け取るなら公的年金等控除が、一時金形式なら退職所得控除が受けられるのも強味です。

受取年数・支給回数も自分で選べるフレキシブルな面も魅力なので、将来の備えとして検討してみるとよいでしょう。

iDeCoはこちら

最後に|フリーランス協会への入会をおすすめ

フリーランスとして働く方にとって「補償制度が弱い」という面は大きな弱点であり不安要素でもあります。

そんな不安を解消してくれる手助けとなるのが「フリーランス協会」です。

年会費1万円で賠償保険などが付帯されるだけでなく、各種の福利厚生が利用できたり、病気やケガで働けない期間の収入をカバーする保険に割安で加入できたりするので、フリーランスとして働くうえで強い支えとなってくれます。

フリーランス同士のつながりや案件取得につながるサービスも充実しているので、ビジネスの発展にも役立つはずです。

まだ保険・積立などの対策を尽くしていないなら、まずはフリーランス協会への加入を足がかりに基盤を固めていくのもいいでしょう。